天照皇大神が祀られる【天岩戸神社東本宮】|宮崎県高千穂町のパワースポット

天照皇大神が祀られる【天岩戸神社東本宮】|宮崎県高千穂町のパワースポット

こんにちは、福岡県の静かな町で治療家しています「まさし」です。

日々、多くの方のお身体に触れさせていただく中で、現代人の多くが「無意識の緊張」を抱えているのを強く感じます。スマホやパソコンから絶え間なく流れてくる情報、人間関係の摩擦、将来への不安。それらのノイズが少しずつ積み重なり、私たちの筋肉を硬くし、呼吸を浅くしてしまっているのです。

そんな「心身のノイズ」をすっきりと洗い流し、本来の自分に立ち戻るため、私は時間を見つけては自然豊かな神社へと足を運んでいます。今回ご紹介するのは、宮崎県高千穂町にある「天岩戸(あまのいわと)神社 東本宮」

神話の里として名高い高千穂の中でも、東本宮はひときわ澄んだ空気に包まれている素晴らしいパワースポットです。この記事では、体のプロである私が実際に現地で感じた癒やし効果とともに、天岩戸神社東本宮の見どころや歴史をご紹介します。読み終える頃には、きっとあなたも高千穂の清らかな風を感じ、ふっと肩の荷が下りるのを感じていただけるはずです。

天岩戸神社東本宮のご利益とは?日本の神話が息づく歴史的背景

天岩戸神社と聞くと、天照皇大神(あまてらすおおみかみ)がお隠れになった洞窟(天岩戸)を御神体としてお祀りしている「西本宮」を思い浮かべる方が多いかもしれません。多くの観光客で賑わう西本宮に対し、岩戸川を挟んで対岸に鎮座する「東本宮」は、とても静かで厳かな空気が漂っています。

お祀りされている神様と神話のストーリー

東本宮にお祀りされているのは、日本の最高神である天照皇大神(あまてらすおおみかみ)です。

日本神話の中で最も有名なエピソードの一つに「天岩戸開き」があります。太陽の神である天照皇大神が、弟の素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴な振る舞いに心を痛め、天岩戸と呼ばれる洞窟に隠れてしまいました。すると世界は闇に包まれ、あらゆる災いが起きてしまいます。困り果てた八百万(やおよろず)の神々は、岩戸の前で知恵を絞り、賑やかなお祭りを催しました。外の騒ぎを不思議に思った天照皇大神が岩戸を少し開けた瞬間、力持ちの神様(手力男命・たぢからおのみこと)が岩の戸を投げ飛ばし、世界に再び光が戻ったのです。

この神話の舞台となった洞窟があるのが西本宮。そして、天照皇大神が天岩戸からお出ましになった後、最初にお住まいになった場所とされるのが、この東本宮なのです。

主なご利益

天岩戸神社本殿

天照皇大神はあらゆる生命の源である太陽の神様ですから、そのご利益は多岐にわたります。 代表的なものとしては、諸願成就、厄除け、開運、国家安泰などが挙げられます。しかし、東本宮に足を踏み入れると、「何かを叶えてもらう」というよりも、「自分の内側にある生命力を活性化してもらう」といった表現の方がしっくりくるように感じます。闇から光へと生まれ変わった神話のエネルギーが、今もこの場所に息づいているからです。

プロが体感!天岩戸神社東本宮で本来の自分に立ち戻る癒やしポイント

治療家として日々人間の体と向き合っていると、空間が発する「気」や「良い磁場」が、ダイレクトに自律神経や筋肉の緊張のやわらぎを顕著に感じやすくなります。東本宮は、歴史を感じる長い石階段を一段一段上がるごとに、深く呼吸がしやすくなり、居心地の良さを感じます。私が現地で五感を通して体感した、癒やしのスポットをご紹介します。

【命の根源に触れる】圧倒的な生命力を放つ「七本杉」

天岩戸神社東本宮の七本杉

鳥居をくぐり、静寂に包まれた木立の中を歩いていくと、本殿の裏手にそびえ立つ御神木「七本杉」が現れます。根元が一つにつながり、そこから七本の杉が力強く天に向かって伸びているその姿は、圧巻の一言です。

この七本杉の前に立った瞬間、私は無意識のうちに深い深呼吸をしていました。普段、治療院で患者さんにお教えしている「横隔膜をしっかり使った呼吸」が、ここでは誰に教わるでもなく自然とできるのです。杉の木から放たれる清浄なフィトンチッド(樹木の香り成分)が鼻腔を抜け、肺の奥深くまで満たされていく感覚。

この時、私の肩回りや首の余計な力みがスッと抜け、足の裏が地面にピタッと吸い付くような「グラウンディング」の感覚を得ることができました。

【細胞から浄化される感覚】こんこんと湧き出る「御神水」

天岩戸神社の御神水

七本杉からの手前にある、山から清らかな水が流れ出る「御神水」があります。この日はとても暑い日にもかかわらず、触るととても気持ち良い、体の芯から熱を下がる心地よさを感じました。

静けさの中で、水が湧き出し、ちょろちょろと流れ落ちる音だけが耳に届きます。水の音というのは、人間の脳波をリラックス状態(α波)へと導く強力な自然のセラピーです。私は目を閉じ、しばらくその音の揺らぎに身を委ねました。日常の喧騒で過敏になっていた聴覚が休まり、頭の中を絶えず巡っていた思考のノイズが、清流とともに洗い流されていくのが分かります。

御神水にそっと手を触れさせてもらうと、驚くほど柔らかく、そして凛とした冷たさがありました(※飲用については現地の案内に従ってください)。この水は、高千穂の深い山々が長い年月をかけて濾過した、まさに大地の血液です。その清らかな冷たさが皮膚のセンサーを刺激し、副交感神経のスイッチを優しく押してくれます。目を開けたときには、視界にかかっていた薄いモヤが晴れたように、周囲の緑が一段と鮮やかに、キラキラと輝いて見えました。

ご利益だけじゃない。「今ここにある感謝」が本当の豊かさを呼ぶ

パワースポット巡りというと、「お金持ちになりたい」「素敵な出会いが欲しい」といった願いを叶えてもらう場所、と捉える方も多いかもしれません。もちろん、神様に願いを届けることは素晴らしいことです。

しかし、体を癒やすプロとして私が提案したいのは、パワースポットを「非日常を味わい、本来の自分に立ち戻り、今ここにある命に感謝する空間」として味わうことです。

不調を抱えて治療院に来られる方の多くは、「過去への後悔」か「未来への不安」に意識が向いてしまっています。意識が「今ここ」にない状態が、心身を疲弊させてしまうのです。

天岩戸神社東本宮の七本杉の前に立ち、御神水のせせらぎを聞いていると、過去も未来も関係なく、ただ「今、自分がここで息をしている」という事実だけが残ります。大自然の圧倒的なスケールと、神話の時代から続く祈りの歴史の前に立つと、自分の悩みなんてちっぽけなものだと思えてきます。

そして、「あぁ、生かされているんだな」という静かな感動が胸に広がります。特別なご利益を求めずとも、この「今ここにある命への感謝」を思い出せたこと自体が、一番のご利益だと私は信じています。感謝の周波数は、めぐりめぐって、本当に必要なご縁や豊かさを私たちの人生に引き寄せてくれるのですから。

天岩戸神社東本宮

宮崎県高千穂町の天岩戸神社東本宮は、観光客で賑わう場所から少し離れ、自分自身の内側と静かに向き合える特別なパワースポットです。

天照皇大神がお隠れになった闇の時代から、再び光を取り戻した神話のエネルギー。そして、七本杉や御神水が放つ大自然の癒やしの力。これらは、現代社会で無理を重ねて強張ってしまった私たちの心と体を、優しく解きほぐしてくれます。

もしあなたが今、日々の生活に息苦しさを感じていたり、原因のわからない疲れを抱えていたりするのなら。ぜひ一度、高千穂の風に吹かれに、東本宮を訪れてみてください。深く息を吸い込み、足の裏から大地のエネルギーを感じることで、きっと本来の「あなたらしさ」を取り戻すチューニングができるはずです。

あなたの心身が、再び明るい太陽の光で満たされますように。

天岩戸神社東本宮の基本情報・公式リンク

最後に、天岩戸神社東本宮へお出かけの際に役立つ基本情報を記載しておきます。訪問前に、必ず最新情報を公式サイト等でご確認ください。

  • 所在地: 〒882-1621 宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073番地1
  • アクセス:
    • 【車】九州中央自動車道 蔵田交差点より約40分。高千穂バスセンターより約15分。
    • 【公共交通機関】高千穂バスセンターから宮崎交通バス「天岩戸神社」行き乗車、終点下車すぐ(西本宮側。東本宮へは徒歩約5分)。
  • 駐車場: あり(無料)

【信頼できる公的機関のリンク】

この記事を書いた人Wrote this article

まさし

福岡の静かな街で治療院を経営している「まさし」。幼少の頃、他の人には見えないものが見えたり、感じる幼少期から治療家へ。今は日本神話、歴史にとても興味関心があり、体験、学んだことを書き記すためブログ開設。少しでも誰かの気づきや知るきっかけになりました幸いです。